Google Analyticsの『検索クエリ』と、Search Consoleの『検索アナリティクス』のデータの違いは何?

そんな細かいことを気にしている暇があったら、コンテンツの1個や2個作れよ!

というツッコミはさて置き、またGA絡みの投稿を。

Google Analytics(以下GA)とSearch Console(旧webマスターツール)を連携させれば、GAの「検索エンジン最適化(SEO)レポート」がアクティブになり、SERPまわりのデータを表示できることは多くの人が知っている事実だと思う。

ところが、改めてGAのSEOレポートとSearch Consoleのデータを見比べてみたところ、もちろん数値に違いが出ている。違いがあること自体はいいのだが、両ツールを連携したにも関わらず、『同じ素データじゃないんじゃないか?』と悶々としてきたので、下記にその経緯をメモしておこうと思う。
(結論として、Googleのヘルプによると『別々のデータ』のようなので、興味のない方はスルーしてください…)

 

疑問1:SEOレポートのヘルプの説明がちぐはぐ

色々ググって色々な方がブログで書いている情報によると、GA上のSEOレポートにおける「表示回数」や「クリック数」には、『有料のAdwordsのデータは含まれない』とある。しかし、下記のGA画面のキャプチャを見て頂きたい。

Google AnalyticsのSEOレポート画面

検索クエリレポートの「表示回数」の横のヘルプでは、『AdWords 広告の表示回数は含まれません。』と書いてあるが、キャプチャ右側で表示しているヘルプ(赤枠の中)では、『AdWords 広告のxxxと Google検索でのxxxの両方。』とはっきり書いてある。両ヘルプで言っていることが違ったので、そもそも素となるデータは同じなのか?違うのか?という疑問が湧いてきた。

2箇所のヘルプで違うことを言っている時点で、データ自体の信ぴょう性も怪しくなってくるが、百歩譲ってここは単なる記述ミスとして目をつむることにする。

 

疑問2:フィルタが効いているはずのSearch Consoleデータのほうが、数値が多い?

Search Consoleの検索アナリティクスでは、下記キャプチャのように、「検索タイプ」に『ウェブ』でフィルタがかかっており、『フィルタなし』のデータは選択することができない。よって、(おそらく)フィルタのかかっていないGAの「検索クエリ」のほうが、画像検索や動画検索のデータを含むため、必然的に表示できるデータ母数が多くなると想像できる。

Google Search Console画面

 

言い換えると、例えば同じ「A」というキーワードに対して、

Google Analyticsの『検索クエリ』の数値 > Search Consoleの『検索アナリティクス』の数値

の関係が成り立つはずである。

しかし、その『逆』の関係となるクエリが結構あるのは、なぜだろうか?
(IPフィルタをかけてないローデータ、かつレポート期間も同じにしている。)

 

原因と(納得いかない)結論

【結論】素データから何から色々違うので、細かいことは気にするな!

「Search Consoleヘルプ」
Search Consoleヘルプ > 検索アナリティクス レポート > データについ

を見ると、『データの不一致』の章に色々書かれているが、最後の項目「Google アナリティクスなど一部のツールでは、ブラウザで JavaScript を有効にしているユーザーのトラフィックのみがトラッキングされる。」でハッキリわかるように、どうやら「素データは共通」という前提が間違っていたようだ。

データの取得方法が異なるのであれば、どちらの数値が多かろうが、不思議なことではない。有名なSuzuki Kenichiさんのブログ記事にも、「そもそも素となるソースデータが異なる」とある。

そもそものデータの集め方や表示タイミング、処理方法が違うとなると、「疑問2」にあるAというクエリではGAの数値が多く、BというクエリではSearch Consoleの数値が多い、ということもあるのだろう。

わざわざ2つのツールを連携する意味が納得できないが、そういうことなのだろう。

納得できないけど。